暗証番号錠の運用リスクを排除、オフィスセキュリティを低コストで実現

株式会社シフォン
オフィスDX
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オンラインゲームの開発・運営などを手がける株式会社シフォン。同社代表の長谷川友也様に、bitlock PRO(ビットロックプロ)の導入によってオフィスの入退室管理がどのように変わったのか、お話を伺いました。

サマリー

<導入前の悩み・課題>

・従業員の退職のたびに、テンキーロックの暗証番号を変更・周知する必要があった
・「誰がいつ出入りしたか」が分からないなど、セキュリティリスクを抱えていた

<bitlock PROを選んだ決め手>

・2台導入を前提としたコストパフォーマンス
・問い合わせに対する回答の早さ

<導入後の成果>

・交通系ICカードなどを簡単にカギとして登録でき、入退室管理が標準化・効率化された
・情報漏洩リスクの排除、入退室ログの取得によってセキュリティが強化された

作って終わりではない、「いかに長く遊べるゲームにするか」を追求する

―株式会社シフォンについて教えてください

株式会社シフォンは、PC向けオンラインゲームの開発・運営と、ゲーム運用に関する各種業務のコンサルティングを行っています。自社タイトルの「M2-神甲天翔伝-」はオンラインゲームとしては息が長く、2022年で10周年になります。

従来のゲームは開発したパッケージソフトを販売して終わりという販売モデルが一般的でした。一方で、最近のゲームはオンラインが主流となり、アップデートやイベント企画、ユーザーサポートなどが求められています。このようにゲーム業界全体で「作って終わり」ではなく「ユーザーとの継続的な関係」を収益化することが求められる、ビジネスモデルの変革が起きています。

しかし、多くのゲーム開発会社にはゲーム運営のノウハウはありません。そこで、当社のオンラインゲーム運営のノウハウを生かし、各社の運営サポートやコンサルティングをしています。

それぞれのゲーム作品にファンが存在しています。面白いだけではサービスが終了してしまう時代。私たちはゲームの大小に関わらず、それがなくなって悲しむ全ての人たちのために「いかに長く遊べるゲームにするか」を考えています。

暗証番号の変更・周知が負担になり、オフィス移転を機に入退室管理を見直した

―bitlock PRO 導入の背景を教えてください

オフィス移転を機にセキュリティを見直し、bitlock PROを導入しました。

移転前のオフィスにおいてもセキュリティを重視し、執務室のドアに暗証番号式の電子錠(テンキーロック)を設置していました。物理鍵での運用だと、複数の合鍵を作る必要があったり、何かあったときに鍵穴をすぐに替えられないなどのリスクがあるからです。従業員に解錠番号を教えて、退職者が出るたびに番号を変更する、という運用をしていました。

一方で、当時は従業員の人数が少なかったこともあり、総務など専門の管理部門がなく、入退室管理を一任できる人がいませんでした。そのため、暗証番号の変更や周知は私(長谷川様)が対応しなくてはならず、テンキーでの運用も負担になっていました。

さらに「誰がいつ出入りしたか」が分からない不安も抱えており、オフィス移転をきっかけに入退室管理を見直すことにしました。

2台導入を前提としたコストパフォーマンスが選んだ決め手

―bitlock PRO 以外の製品・サービスも検討していましたか?

bitlock PRO と、もう1つのスマートロックに問い合わせました。
当時、社内インフラ・総務関係については情報収集から決定まで私一人でしていました。

―bitlock PRO をお選びになった決め手は何ですか?

必然的に執務エリア、会議室エリアのドアそれぞれへの設置が決まっていたので、2台導入時のコストパフォーマンスが最重要ポイントでした。セキュリティ対策と鍵運用の課題解決のために、ある程度コストがかかること自体は仕方がないと考えていました。とはいえ、月々にかかるコストは意識せざるを得ませんでした。

どちらのスマートロックも基本的な仕組み・機能は似たようなものでしたが、ランニングコストに大きな差があり、より低コストで導入できる bitlock PRO を選びました。問い合わせに対する回答も早く、スピーディかつ安心して導入できたのも好印象です。

入退室管理の標準化・効率化とセキュリティ強化を両立

―bitlock PRO をどこに設置していますか?

現在のオフィスは執務エリアと会議室エリアに分かれており、bitlock PRO はエントランスから両エリアに入るドアの2ヶ所に設置しています。従業員と業務委託の方、30名ほどが利用しています。

―bitlock PRO 導入後の成果について教えてください

クラウド管理システム上で簡単に入退室管理ができるようになりました。
結果として、これまで私がやっていた入退室管理業務が標準化され、管理部門のメンバーに移譲することができました。

従業員は通勤で使う交通系ICカードで解錠し、業務委託や一時利用の方には当社で予め登録したFeliCaカードを貸し出しています。

セキュリティが強固になり、安心感が変わりました。

以前のテンキーロックでは、暗証番号の情報漏洩リスクを常に懸念していました。現在では、従業員の退職時や、カード紛失時も管理システムですぐに権限を削除できます。また、「誰がいつ出入りしたか」の記録がとれるようになったため、本来誰もいないはずの時間に人の出入りがないかを確認できています。

低コストでオフィスセキュリティを強化したい中小企業にオススメ

―最後に、bitlock PROはどのような会社にオススメでしょうか?

bitlock PRO はコストパフォーマンスに優れているので、低コストでオフィスセキュリティを強化したい中小企業にはピッタリです。

当社がそうだったように、

・従業員が増えてきて、物理鍵や入退室の管理が煩雑になっている
・総務担当がおらず、代表が社内インフラ・総務まわりを見ている

という会社さんで大きな成果が出ると思います。従業員の多い大企業はもちろんですが、私は管理部門がない中小企業にこそオススメしたいです。

※取材内容は2022年6月時点のもの


名称:株式会社シフォン
代表:長谷川 友也
設立:2011年10月
事業:PC向けオンラインゲームの開発・運営
スマートフォン向けアプリの開発・運営
サポート環境、体制構築の請負
ゲーム運用に関する各種業務のコンサルティング
ゲーム全般に関する情報サイトの運営
URL:https://c4on.jp/

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